横浜国立大学 経営学部

15期ディベート長時間派振り返り【もりどん】

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

お疲れ様です!15期のもりどんです。先日行われた15期ディベートの振り返りを、FBシートをもとに行っていきたいと思います。

<立論>「社会の変化を捉え、スターバックス独自の空間価値を提供するために、スターバックスは長時間利用を推進すべきである」
◎良かった点
・「リーダー企業になる」という立論、またそれを定義していたのがよい
・スタバの今の立ち位置を考慮した立論になっている
・構造、説得力◎

△改善点
・「リーダー企業」に行き着くまでの論理が飛躍している
・リーダー企業になることは経営陣(聴衆)にとって利益にはならない
・サードプレイスを聴衆側にイメージさせられていない
・「独自の空間」と社会の変化の関わりが見えづらい

<反駁1>
◎良かった点
・論点、情報量が多く、相手の立論を1個1個潰せていた
・他社比較、業界全体を視野に入れられていた
・「これに対して反駁する」ということが表明できていた
・「守り」が強かった

△改善点
・「勝ち残る」といったあいまいな表現があった
・定量的なデータ、言い回しがなかった
・「守り」が強く無難な感じ
・どうすればスタバの発展につながるか見えにくくなっていた

<反駁2>
◎良かった点
・尋問をふまえられていた
・相手を否定しつつ自らを補強できていた
・アドリブ効いていた

△改善点
・最後少し詰まったのがもったいなかった
・特に押しポイントがない印象
・「将来の発展」のロジックが欲しかった

<尋問>
◎良かった点
・きちんと相手を攻められていた

△改善点
・混雑の話中心になってしまっていた
・根拠がない極論が多かった
・売上のみでなく、ブランドイメージや顧客満足度の向上についても議論できれば良かった
・議論の核心をつけていない

<全体>
◎良かった点
・終始一貫性があった
・シンプルで、矛盾がなかった

△改善点
・「30分」という時間の設定や、お金に関してこだわってもよかった
・混雑緩和のために「店舗を増やす」という返答は投げやりな感じがあった
・守りが中心で、無難な議論だった

【感想】メンバーから任意で感想をもらったので掲載します。
■しゅんじ
今回は、「言いたいことが言えるように、伝えたいことが伝わるように」とともに自分に適したディベートのスタイルの模索を裏目標にしていました。自分の目標についてはある程度達成された(前回よりは改善された)ので、ひとまず安心しました。
一方で、ディベートそのものに思考をあまり割かなかったことがあり、これについてはメンバーに助けられました。思考の整理ばかりに集中しすぎたせいで、当然というか、当日は立論が弱いとの指摘をいただきました。
結論をいえば、後悔はしていません。同時に複数のことを改善するのは苦手なので、一部に集中できたのは、自分の成長にとってよかったと思っています。ただ、悔しいのもまた事実なので、次回以降は他の15期が毎ゼミ目標にしていたような、相手の論を崩す論理の構築に力を入れたいです。おつかれさまでした!

■もも
15期ディベートおつかれさまでした!まず今回は年末や成人式など時間もない中、チームで予定を合わせてしっかり準備をすることができたので良かったです。準備期間は15期のみんなの良さをさらに知ることができました。たとえば、この子は議論を活性化するのが上手いな、この子は客観的に冷静に考えるのが上手いな、この子は自分の意見を率直に言うことができるんだな、、などです。相手チームの皆も含めて、みんなに尊敬できるところがたくさんあって、私は何ができるんだろう、私ももっと頑張らないと!と強く思いました。当日は、緊張でうまく言葉を簡潔に伝えることができなかったので、これから、その場力やもっと単純に考えることを意識していきたいです。おつかれさまでした!

■もりどん
お疲れさまでした!今回初めて15期だけのディベートということでしたが、結果としてみんなの強みを再確認できたコンテンツでしたし、また与えられ続けてしまったなというのが正直な感想です。年始に話し合いに参加できずたくさん迷惑をかけましたが、最終的にはメンバー間での解釈の齟齬を最小限にした状態で臨めたことが全体を通した一貫性に繋がったのかなと思い、メンバーのみんなに感謝です。個人としては、当日の尋問の言葉のまとまっていなさ、そして議論についていく理解度、新たな視点で切り込む力など足りないところが再度浮かび上がったディベートでした。特に理解度、新たな視点という点は今回同期から大きく刺激を受けたので、今後見習いたいと思いました。お疲れさまでした!

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