横浜国立大学 経営学部

【しゅんじ】第5章ファシリ振り返り

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

15期のしゅんじです!
今回は、輪読本「高業績チームはここが違う」第5章のファシリを担当し、「腐ったリンゴ」人材を考え尽くすことをテーマに掲げてGDを設計しました。
自分が経験することで改めて、これまでファシリを担当してくださった先輩方と同期に感服しました。ほんとすごい。

常々、何でも自由に遠慮なく言い合える「小中学校の学級会のような雰囲気」を話し合いの理想だと思っていて、そんな空気感を作り出そうと敬語を取っ払ってゼミMTG時の僕のような雰囲気を出そうと計画していましたが、正反対のお堅い雰囲気になってしまいました…。ファシリ準備が遅かったのと並ぶくらいの一番の反省点でした。正直、ファシリ中の自分はこのせいで楽しめませんでした。チキンでごめんなさい、こんなのやりたかったわけじゃなかったんです…。

以下、みんなからのFBになります。

〇良かった点
・落ち着いて安定していた。尺の取り方、切り替え射方がうまかった。その場での柔軟な対応も。
・発言の言い換えと分類がうまくできている。
・多様な意見を取り入れて議論を展開できている。
・どんな意見でも受け入れる寛容さが心理的安全を生み出していた。無理やりな誘導ではなく自由に発言できた。
・場の流れに任せるのが上手かった。
・事前課題を深堀りできたGDだった。
・GDでスプレッドシート活用の可能性を示せていた。板書の見返しやすさ。
・ファシリの意図が伝わるGDだった(腐ったリンゴ人材への対応にはかなりの時間を要する)
・前章振り返りのテーマがすごく面白い。書くの楽しみ。
・まとめよりもみんなの意見を聞くことに時間を使えていた。
・ゼミ採用というタイムリーな話題を扱っており、考える良い機会となった。
・自分が腐ったリンゴ二なっていないか見直すきっかけになった。

〇改善点
<総合>
・緩急、スピード感、アイスブレイク不足。単調な進み。固い議論。普段のしゅんじの良さがなかった。「何か質問ある?」「着いてこれてる?笑」などでもあれば変わる。
・全体的に発問内容が抽象的。全体GDを行う場合、ファシリテーターは質問の意図をはっきりさせることが重要。
例:「腐ったリンゴは本当に腐っているのか」より「腐ったリンゴの特性は本当に悪いと言えるか」→職務特性についての議論だと分かり、答えやすい。
・設定したフレームワークの説明が不足し分かりづらかった。+フレームワークがあることで発言しにくかった場面も(問1など)→提示し過ぎずにファシリテーターがその場でまとめる形でもよかった。
・参加者に議論への参加スタンスを示せれば良かったかも。
・板書中の沈黙をどうにかできたら…。
・発言者の意図を汲むのが逆に時間を食った印象も受けた。
・全体GDの間延び感があった。前半は全体GD、後半は個別GDでもよかった。期間からの共通点のくくり出しフェーズを全体で進められたら。
・「腐ったリンゴの影響力の強さを知る」が輪読本以上の学びがなかった。影響力を感じられる発問がほしかった。
・輪読本以上のものが少なく、物足りなさを感じた。事前課題のまとめ作業という印象が強かった。+αで新しい話題や問いを提示しても良かったかも。
・ファシリで参加者の理解が深まった後に、そこからフリートークタイムなど議論する場を設けられたら良かったかも。
・ファシリの伝えたいことを強調して伝えられる構成を練られれば。
・輪読本への疑問を提示する形のファシリもできたかも。例:輪読本の職務特性間の共通部分や矛盾点を深堀りする、腐ったリンゴの定義に切り込む
・ゼミ設定ではなく、腐ったリンゴがいる場面が想像しやすい設定(架空も可)がれば良かったかも。
・ケース設定を明確にできればよかった。
・「腐ったリンゴ」の特徴をもっとつかめたはず(周囲への伝染効果など)
・事前課題からの問題提起ではなく、「そもそも山岡ゼミにとって腐ったリンゴの特徴とは?」と序盤に議論できると後々につながったはず。
・自分ごととした前章振り返りテーマを提示するなら、GDでも当事者意識を持てるようにできればよかった(自分が腐ったリンゴになる可能性)
・「了解」→発言したことそのものの受け入れ。「なるほど」→内容への受け入れ含む印象。後者のほうが良い。
・意見待ち状態が多かった。発言礼を示したり焦点を絞ったりフォローできれば。
・言いたいことがみんなに伝わり切らなかった印象。抽象的な言葉ではなく具体例やや共感できる言葉選びができると。
・「腐ったリンゴ=悪い」ではなく「腐ったリンゴ=悪い部分を持つ」という前提でスタートできても良かったかも。

<問いのつながり>
・問2と問3の議論のつながりが分かりづらかった(問2で「腐ったリンゴは本当に腐っていると言えるのか?」を引き出せたが、問3ではまた元の腐ったリンゴ人材についての議論に戻ってしまった)
・問2で「山岡ゼミなら腐ったリンゴ採用しても成長させて変えていけばいい」という意見でまとまってきていたから、問3へは「そしたらそれを実現させるには具体的に対策しなきゃだめだよね」という展開を見せられたはず。
・最後の問い(隔離か融和か)は、ゼミについてもっと深められたはず。+企業とゼミでは状況がかなり違うから、絞るか順番に話し合うかすれば。

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