横浜国立大学 経営学部

【ちひろ】第6章ファシリ振り返り

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

こんにちは!15期のちひろです!
今週のゼミで人生初ファシリテーターを務めました!率直な感想はとにかく…難しい!
いろいろ思ったことはありますが、まずは今回の内容を簡単に紹介します!

【今回の概要】
テーマ:メンタルモデル
※メンタルモデル:チームメンバーが共有する規範・価値観
例)長期志向・短期志向、成果志向・プロセス志向など
GDの目的:メンタルモデルのジレンマについて考える
議題:
①ある大学オーケストラの入場料は「チケット制」「カンパ制」どちらにすべきか
②山岡ゼミのメンタルモデルは何か、また1つに定めるべきか

以上の議題についてディスカッションを行いました。それではゼミ生・先生からのFBをもとに振り返りをしていきます!

【良かった点】
■ファシリテーション
・全体ディスカッションに入る前に質問の時間を設けていた
・問いかけからいろいろな意見をうまく引き出せていた
・それぞれの意見をまとめ直していた
・意見が出なくなったときに「なんで結論が出しにくいのか?」という視点で問いを投げかけていた
・「事前にこれと決めすぎず、ある程度ぶつけることで大事なことを見逃さずに済むのでは?」という問いかけが印象的だった
・もやもや感を残せるGDだった
・自分なりに輪読本に対する意見を持ってファシリテーションできていた

■議論内容
・冒頭で問題提起をしたことで、ディスカッションに入る前の準備態勢(=問題意識の共有)が整えられた
・多様な内容を組み込みつつ、うまく順序立てできていた
・その場でケースを紹介する新しい方法を取り入れていて、輪読のマンネリ化を防げた
・自分が当事者であるケースであったため、聞き手も真剣に説明を聞けていた
・ケースの設定がわかりやすく説明できていた
・ケースの分析がきちんとできていた
・話し合うメンタルモデルをあらかじめ提示し、論点を絞ることができていた
・メンタルモデルがバラバラであるときの話し合いの難しさを体感できた
・一貫性のある内容だった

■態度・スライド
・miroの配置がとても分かりやすい
・miroの操作が素早く上手だった
・スライドを効果的に利用できていた
・スライド見やすかった
・落ち着いて話していて安心感があった
・ハプニングへの対応が冷静だった

かなり多様な内容を盛り込んでしまいましたが、「最初に問題意識が共有されていてよかった」「構成が分かりやすかった」という意見をいただけてすごくうれしいです!

【改善点】
■ファシリテーション
・場がシーンとしても次の問いに移るのではなく、もう少し粘って同じ問いを続けた方が、いろいろな意見を引き出せた(聞き手は意見がないのではなく、自分の意見を考えていることが多い)
→これは先生から事前にアドバイスをいただいていたのですが、実際にファシリテーションする立場になると…沈黙に耐えられませんでした。次回は反省を活かしたいと思います。

・回答者の意見をもう少し深掘りするべきだった
→良い意見を言ってくれていたのに、うまく活かせませんでした…。もう少し出そうな意見を広めに予測しておく、かつ予測していなかった意見でも、活かせないか常に考え続けるようにしてみます。

・議論において何をメインに話すべきかがぼんやりしていた
・最後の問いが極端で答えにくかった
・ディスカッションが停滞した場面があったため、考えるポイントを提示するとよかった
・あえて極端な状況を示して、良し悪しを考えさせる方法ならよりよくなる
・ジレンマに関する質問は「この問いに正解はない」という姿勢を示せたらよかった
→ジレンマを感じてもらうために、考えさせることを大切にしよう、と思うあまり、議論が停滞してしまいました…。次はもう少し「活発な議論」を実現できるように工夫してみます!

・全体議論とブレイクアウトセッションの使い分けを意識すべきだった
→今回は課題の共有にブレイクアウトセッションを使いましたが、「ブレイクアウトセッションの良さは議論の深めやすさだと思う」という意見をいただき、本当にそうだなと思いました。それぞれの利点と欠点を意識して使い分けるように心がけます。

・もう少し全体ディスカッションの時間を長めに取るべきだった
→時間が押してしまい、中途半端になってしまいました。次回は議論をさらに深められるよう時間配分を工夫したいと思います。

■議論内容
・メンタルモデル中心の議論ではなく、具体的なオーケストラの実情にフォーカスした議論になってしまった
・情報共有不足があり、その質問で時間を取られた
・ケースの現状、これからの目的など、問題の背景が分からなかった
・載せるべき言葉・情報を精査すべきだった
・もう少しシンプルなケースにすべきだった
・ケースはある程度あらかじめ読んでおいた方が分かりやすい
・行動特性とメンタルモデルの違いが曖昧だった
→実体験をケースにしたことで、必要な情報とそうでない情報の精査が重要でしたが、あまり上手くいきませんでした…。何について話し合いたいのかをきちんと決めて、余計な情報で惑わせないように気をつけます。

・論理のつながりを明確にすべきだった
・2つのケースで考える内容が同じだった
・2つ目のケースではさらに内容を深掘りしたかった
→2つのケースでの一貫性を考えた一方で、同じような話が続いてしまいました。もう少し後半のケースでは「議論を深める」ためにどうすべきか考えるべきだったなと思います。次回は議論を先に進めていけるように頑張ります。

全体を踏まえて、「一貫性」と「活発な意見交換」のバランスが難しかったです。活発に意見交換しすぎると最後に収束しなくなってしまいそうだけど、一貫性を追い求めすぎると意見が出ない、というジレンマがありました。
とにかく難しいな…と感じた初ファシリテーターでしたが、次回は16期も入ってくるので…さらに成長した姿を見せられるよう頑張ります!

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