横浜国立大学 経営学部

【みゆ&れな】第13章GD振り返り

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

新年あけましておめでとうございます!
15期のれなです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。🐄

今週のゼミでは、輪読本の第12章と第13章のGDを行いました。

第12章は実際に山岡先生が執筆されたということで、GDは山岡先生が担当されました。
同章では「組織のパラドクス」が扱われていたのですが、とある中堅生命保険会社の販売課に所属する社員やその上司にスポットを当てたケースを用いて、組織の中に存在するパラドクスについて考える、という非常に興味深いディスカッションでした。
私にとっては、山岡先生のGDを受けられるのは今回で最後でしたので、寂しい気持ちでいっぱいです・・!
山岡先生ありがとうございました!

私とみゆが担当した第13章は「流されず、しなやかに」という題で、
自然淘汰モデルと、リビング・カンパニーの条件という大きく2つの内容で構成されていました。
そして私たちは、ハンバーガー業界におけるモスバーガーの歩みをまとめたケース文章を作成し、
それを元に全体ディスカッション→個別ディスカッション→まとめという形でGDを設計しました。

ケース文章は、<創業期>→<伸び悩み期>→<急成長期>→<停滞期>→<緑モスの躍進>→<競争の激化>→<モスのこれから>
という流れで構成し、常に首位を走るマクドナルドを中心に繰り広げられる激しい競争を生き抜くために、
モスバーガーが直面した課題や、下した意思決定について言及しました。

それでは、前置きが長くなってしまいましたが、さっそく振り返りの内容をシェアさせていただきます。
まずは、【良かった点】と【反省点】についてゼミ生視点と自分たち視点の2方面でまとめました。

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〇フィードバックを受けて
【良かった点】
・まとめが分かりやすい
・適宜まとめをいれながら話していた
・ケースの内容が身近で想像しやすい
・失敗例があったことでモスの成功が際立った

【反省点】
・最後にまとめとして伝えたこととののつながりが見えにくい
・輪読本の内容を意識しにくかった
・質問が分かりにくい
・時間軸が分かりにくかった
・パワポにまとめる時の見せ方
・GD中に質問しているのかまとめているのか分かりにくかった
・ケースが成功していると考えると、今後の戦略も現状維持になりやすかった
・内容がボリューミーだった

〇自分たちの考え
【良かった点

・たっぷりと時間をかけて準備した
・調べものを行う中でたくさんの知識を得ることができ、輪読本の理解も深めることができた
・まとめにおいて、自分たちなりの考えやメッセージを伝えることができた
・お互いに、前回より落ち着いてファシリテートできた
・色々な視点からの視点を与えられた
・参加者に自信のなさを感じさせないファシリができた
→自信がなかったわけではないのですが、自信をもって堂々とファシリテートすることが理想でしたので、それを達成できてよかったと感じています

【反省点】
・私たちのメッセージをより効果的に伝えるために、GDの中にそのヒントや欠片をちりばめられるとよかった
・質問の意図が曖昧なままGDを進めてしまった
・質問する時に、レクチャーと問いかけの区別をつけるために何かしらの声掛けをするとよかった
・やりたいことをすべて含めてしまった感じになったので、もう少し内容を絞るとよかった
・過去と未来のフェーズで考えてほしいことを明確にすべきだった

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昨年のファシリと比較すると、みゆも私も確実に成長していると実感できたことは確かですが、悔いが残るところもたくさんありました・・!
特に、参加者への深掘り質問の仕方に関してです。
みんなのFBを拝見すると、質問の意図が分からなかった/答えづらかった/質問のタイミングが不適切などの声が複数ありました。
確かに、私たちが予想していたよりもはるかに議論中みんなが静かで意見があまり出なかったので、問い方についてはもう少し詰めることができたなと思いました。

続いて、これはゼミ生に向けての内容になりますが、今回のGDで私たちが伝えたかったメッセージをまとめました。

〇その他
【伝えたかったこと】

・今後生き残る上で大切なことは何かを、これまでのモスの戦略を見て考えてみてほしい
→過去にモスが行ってきた行動は正解だったのか。
→マックの真似をしたことは良くないことだったのか
→過当競争を避けることが良いとされているが、避けたことによりモスの想いを貫けなくなる場合もあるのではないか
・リビングカンパニーの条件を満たし、長く存続し続けることは難しいということ(丸井今井の失敗事例より)

おまけ
・(今回のファシリでは伝えなかったけれど)①個体群の中での競争なのか、②個体群同士の競争かを意識すると得られる考察も変わるということ
例)今回のケースのハンバーガー業界の場合
➀高品質・高価格という個体群の中のそれぞれの企業同士で競争が起きる
➁高品質・高価格という個体群と低価格という個体群同士で競争が起きる

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正直、不完全燃焼な感じもありますが(´;ω;`)、良かったところも改善点も再認識することができて良い機会になりました!
でも改めて、ファシリって難しい・・ということを痛感しましたね・・・!
もうゼミでファシリをすることはないけれど、社会人としても求められるスキルの一つだと思うのでもっともっと精進いたします!

そして最後に、一緒に準備を進めてくれたみゆには感謝で一杯です。
各所で多様な視点からの提案をしてくれたり、細かいところも丁寧に考える姿勢に助けられましたし、刺激をたくさん受けました。
1人でファシリをすることももちろん勉強になりますが、
ペアと一緒に準備を進めることで相手の良さや強みに気づき、吸収することができるのは、ペアファシリならではの良さだと思います。
みゆ、ありがとう!!☺

ではでは、第13章GD振り返りは以上とさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(^^)/

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