組織行動のマネジメント14章で行なったケース紹介の振り返りをします。
テキスト14章の内容は「組織文化」についてのものでした。そこで私は今回「不都合な組織文化」に注目し、DECという企業を組織文化の失敗例として取り上げました。
【調査過程の振り返り】
この企業の例は、組織文化に関するいくつかの本に「うまくいかなかった例」として載っていました。そこで、図書館からそれらの書籍を借りて、それらを参考にケースの内容に対する理解を深めていきました。ただし、書籍から探す場合、企業の情報が古いという欠点があるので、テーマに合わせてどこから探すかは変えていった方がいいと感じました。
【当日の発表振り返り】
〇態度
・以前より話が聞きやすくなった。(以前は話す内容を詰めすぎて、そこから逸れると言葉が詰まったり、緊張感があることから、聞き辛かった)
・ジェスチャー等を取り入れられていた
・まだ、所々でどもってしまっていた
・先にスライドを送ってしまうなど、練習不足が見られた。(ノイズの多い発表だった)
・語調が常に強くなってしまい、抑揚が乏しかった
練習不足はまさにその通りで、十分な練習時間を確保できていなかったなと感じます。
そして、それ以上に「言葉に詰まってしまう」問題は深刻だなと思いました。これは個人プレゼンのときから言われていて、なかなか改善していません。原因は時間を気にして話す言葉を限定しているからではないかと思い、今回は、あえて原稿は作らず時間も気にせず話しました(そのせいでタイムオーバーしてしまったので、大問題ですが…)
発表している時の感覚や、FBを見ていると、前回よりは改善したようです。しかし、それでも言葉の詰まりは治ったわけではなく、これはトレーニングが必要な案件だと改めて思わされました。
☆ ☆ ☆
〇内容
・失敗例を取り上げるのが面白かった
・最後のメッセージが良かった
・組織文化の良い面を示してからそれらの問題点を話すという流れが面白かった
・所々ブレイクがあり良かった
・タイムオーバーしていた
・衰退後の出来事も述べられると、さらに、組織文化の問題も浮き彫りになり、面白くなったと思う
・同じことを繰り返し説明していた印象
・スライドごとに「要するに〇〇」というメッセージを話せると良かった
・一番話したい内容の時間を十分に取れていなかった
・時間配分が適切でなく、前回の反省を活かせていない印象
・後半、説明ばかりになっていたので、前半同様にブレイクを散りばめられると良かった
・他の章に出てきた内容もいくつかあったので、そこにも触れるとさらに面白かった
失敗例を取り上げるのは自分でも面白かったなと思います。「結果」が「失敗」という形で現れており、そのテーマの特徴が見えやすいからです。所々皆さんが笑ってくださったのも嬉しかったです。ただし、タイムオーバー、つまり時間配分ミスが目立ってしまいました。スライドの内容、枚数を調整し、伝えたい「組織文化の問題」に時間を割けるようにしたつもりでしたが、説明する際に、不要な説明や同じ内容の繰り返しといったものが多くあり、結果、時間配分が上手くいっていませんでした。何を伝えたいか、どの程度まで話せば良いかを深くは考えきれていなかったことが敗因だと思っています。また、他の章の内容まで意識できていなかったのは悔しかったです。テキスト全体への理解を深めることにも繋がるため、次回は該当する章以外の部分も振り返って準備したいと思いました。
☆ ☆ ☆
〇スライド
・とても見やすかった
・アイコンをうまく使っていた
・スライドごとのメッセージを載せていた
・スライドと話す内容が乖離しているように感じた
・字が小さいところがあった
今回、スライドが見やすいとの声を多くいただけて嬉しかったです。ただし、文字の大きさや内容といった肝心の中身に足りない点が多くあり、指摘してもらえて本当に良かったです。「字を小さくすれば、内容もたくさん載せられるだろう」と、明らかに聴衆に見せるには小さく、そして文量の多すぎるスライドを作っていたなと反省しています。そうなってしまう問題の根源には、伝えたい内容を簡潔にまとめられていない至らなさがあるのだと感じました。
☆ ☆ ☆
【次回に向けて】
〇態度
・言葉がつまらないための訓練を、ちゃんと調べてやります。
・抑揚やスライド送りを改善する
→事前の練習時間を確保
→2日前にはスライド完成させる
〇内容
・発表内容を決めたら、何を一番詳しく話すべきか、あるいは話さなくても良いのかを客観的に取捨選択する
・各スライドごとに「要するに何を話したいのか」を決め、スライド内のメッセージだけでなく、話す内容でもそれが明らかになるようにする
〇スライド
・説明はできるだけ簡潔に、字を小さくするくらいなら内容を短くする
→27pt以下のフォントサイズは使わない