横浜国立大学 経営学部

2020年度秋学期16期ディベート肯定派振り返り

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

こんにちは!16期のまいまいです。16期ディベート肯定派の振り返りを行っていきたいと思います。

今回のディベートは対面で行われました。

 

テーマ:「パソナグループは、本社機能の淡路島移転を中止すべきである。是か非か。」

肯定派立論:パソナグループによる本社機能の淡路島移転は、地方移転のメリットを十分に享受できないうえに、“淡路島ファースト”ではないため、中止すべきである。

 

それでFBをもとに肯定派の良かった点と改善点を示します。

〈良かった点〉

・立論の論理構造が明確でわかりやすい

・否定派が提示した他社のケースがパソナにも通ずるのかという質問がよかった。

・聴衆の目を見て話せていた

・相手からの質問に対して、自分たちが弱い立場になってしまそうな内容でも、ちゃんと認めて正直に答えられていたところが好感度高かった

・質疑を踏まえて効果的に反駁できている

・立場を意識した話し方ができている

 

〈改善点〉

・住民の声の年齢層に偏りがない方がよい(今回は高齢者によってしまった)

・スライドの言葉遣いが気になった(舞台設定が取締役会だということを意識する)

・メリットが得られないことよりも、デメリットを強調すべきだった

・デメリットを列挙して主張すべき

・データのソースの信憑性(主に住民の声)

・質問の時間が余っていたので、そこを有効活用できるとよい

 

今回のディベートを通して感じたことが2つあります。

1つ目は、ディベートはやはり対面でやるべきということです。チーム内で言葉を交わさずとも空気感によるコミュニケーションがとりやすかったですし、各セッションが終わるごとにチーム内で顔を見合わせたりしたりすることによって、チームの団結力を感じることが出来ました。また、相手の顔を見ることができるので、より論のキャッチボールが活発になったのかなと思いました。

2つ目は16期内での団結力が高まったなということです。今回のディベートはルール改変が行われたり、16期のみで行われたりと初めてのことだらけでしたが、それによるものなのかなと思っています。15期の先輩方のコメントの中で多かった「ディベートを楽しんでやっていた。チームの団結力が見えた。」ということが、まさにそれを示しているのではないかと思います。

今回も試行錯誤の連続でしたが、その分多くのことを得られました。もし来年もディベートを行うとしたら、今回の反省点を活かし、より良いディベートができるようにしたいです。

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