こんにちは。18期のくまちゃんです。
11月2日のゼミではそりおんと一緒にファシリを務めました。
たくさん考えていろいろ悩んだファシリでした。早速振り返ります!
今回の輪読の内容は、企業変革力の八段階の変革プロセスのうち二段階目の「変革を進めるための連帯」です。
内容を考えていくうえで一番心配だったことは当日うまくいくか分からないということです。
去年の秋学期や今年の春学期の輪読会ではGD(グループディスカッション)が多く行われていたため、今回のワークを何にするか考える際、何か違うことをやりたいねとなり、そりおんは「ディベート」をわたしは「ロールプレイング」をやりたいと思いました。ディベートをやりたい理由は今学期の最後に19期がディベートを行うためそれまでに一度は経験させたい、ロールプレイングをやりたい理由は春学期の山岡先生の授業でチャレンジャー号のロールプレイングを行ったときに私が多くのことを学べたと感じたからです。
ファシリでメインで扱う内容についても悩みました。
今回この本を読んでいて、いたるところに「リーダーシップ」についてかかれていたため、リーダーシップについてしっかりと学ぶ会にした方がいいのではないかと考えました。そのリーダーシップについて、チームではリーダーに協力していくことが重要であることをメインに考え、先生との打ち合わせに挑みましたが、リーダーシップについて深く行うと該当章から少しずれてしまうとのご指摘をいただき、もう一度考え直しました。
4章で重要になっている「人材・信頼・共通の目標」に当てはめられるワーク内容を考え、ロールプレイングの内容を「変革チームに参加するかどうかの話合い」にしました。メンバーの立場としてチームに参加しようと思う人と参加を悩んでいる人をつくり、その上で各部署に所属しているとしました。
大切にしたことは、ボスが話し合いに参加しないことでボスの圧力をなくしてフラットに話し合うこと、最初に予定していた参加立場と参加に悩む立場それぞれで話し合う時間を設けないことでディベートのような話し合いにさせないことです。
当日やってみて、反省点がいくつもありました。準備時間が足りず、一番最初にやりたいと思った「リーダーシップ」を重要といったうえでまとめでは「寄り添い」が大切となってしまい、ロールプレイングを通して「寄り添い」が大切だと感じられなかったという言葉を多くもらいました。準備中に何度も話し合いを重ねることで、方向性が動き、軸を持った一貫性のある内容ではなくなってしまったのだと思います。設定をつくるのに時間が掛かり、根本的にを少し見失ったなと感じました。
また、話し合いでの目的意識を植え付けるのが弱かったです。ファシリテーターの立場としてはディベートのように論破して自分と同じ立場に持ってくるのではなく、相手の考えを聞いて受け入れたり相談し合うことで、いろんな考えの人がいることや論破すると信頼を築いていくことは難しいことなどを感じてほしいと思っていました。
しかし、感想を聞くともっとディベートのように話せばよかったと考えている人もいたため、ファシリの意図を伝えるのが足りませんでした。
今回ファシリをやってみて春学期は一人でファシリテーターをやっていましたが、二人でやることで一人では悩むことも解決できたり二人でもっと悩むこともありました。二人でやるならお互いの良さを活かしたいと思っていたので、ゼミ生から二人らしさが表れていたと言ってもらえてうれしかったです。
最後に、ドキュメントのコメントで会話したり本当に時間がぎりぎりだったけどなんとかなったのは、そりおんががんばって部署の設定もスライドの原型もたくさん作ってくれたからです。感謝!