横浜国立大学 経営学部

【みやこう】9章ファシリ振り返り

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

【全体として】
「メンタルモデル」によって引き起こされる問題を分析し、解決策を考える。これが今回のGDの目的だった。かなり事前準備の段階で迷い、ケースディスカッションという手段を取ったが、抽象度の高い概念を具体的なケースで考えることが出来て良かったと思う。しかし、全体的にファシリとして「メンタルモデル」を意識しすぎて、その他の観点からの議論をする時間が取れなかったことは、反省すべき点であると思う。ケースを部分的に学ぶのではなく、全体的にケース内の問題を捉えて、部分部分の問題同士のつながりを明らかにして、ファシリをすれば、もっと活発で学びのある議論が出来たと思うので、別の機会に活かしたい。

【良かった点】
・ケース→一般化→ケースの流れが新鮮で、自分事として考えることが出来た
・ケースに焦点をうまく合わせた設問だった
・出た意見を否定的にとらえ、質問することで、考え直す機会が生まれていた
・互いのチーム同士で質問を投げかけ合うことで、理解が深まった
・議論の時間を上手く調整していて、十分にチーム内で議論できた
・リーディングが上手かった
・冒頭に目的を明確化し、意識させられていた
・ケースが具体的で議論しやすかった
・しっかりメンタルモデルについて理解して、ファシリに臨んでいた
・みんなの様子をうかがいながら慎重に言葉を選んでいた

【改善点】
・チーム同士での意見をぶつけ合う時間が短かった
➡ファシリとして、どこのプロセスに学びの機会があるのかを認識し、そこに時間を使うようにする
・出た意見を自分の進行に合う形で解釈していた
➡相手に問い直す段階で、自分の進行に沿った回答の仕方をしてもらえるような問いかたをする
・ちょっとタイムオーバー
➡純粋にすみません笑
・一般論に落とし込むときに、抽象的な話になってしまう
➡もう一つ段階を踏んで、身近な出来事や自分自身の体験などを挟んでから一般化するようにする
・一般化するのは最後でもよかった
➡議論の進行を考えて、問の順番にも細心の注意を払う
・メンタルモデルに焦点を当てすぎていた
➡ファシリとして、ケース内の部分的な問題ではなく、全体的な構造を明らかにして、問題同士のつながりを認識する
・メンタルモデルというテーマがそもそも抽象的だったので、しっかりと定義したほうが良い
➡ファシリとして、テーマが明確でない場合には議論の前に認識を統一しておく

個人的にも学びが多かったファシリだった。改善点をしっかりと克服できるように、普段の話し合いでも意識していきたいと思う。

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