あけましておめでとうございます。
だいぶ期間が空きましたが、輪読本の第11章「力と政治」のケース紹介の振り返りをします。今日はケース紹介の良かった点と改善点を、ゼミの皆さんからいただいた評価シートを元にいくつか上げていこうと思います。
まず良かった点の1つ目は導入です。企業紹介のクイズ(東に芝があるから「東芝」のやつです)が好評でした。正直自信はありましたが、改めて褒められるとうれしいものです。自分らしさを出すことのできた導入だったと思います。
良かった点の2つめは、自分なりの考察を入れられたことです。東芝の不正会計の主な要因である「チャレンジ」に拍車をかけた歴代社長の派閥抗争について説明する際、自分の推測を交えていた点を評価してくれた人が何人かいました。ただ事実を述べるだけでなく、自分でしっかり考えたことを述べることに価値があるのだなと思いました。
次に改善点の1つ目は、事例がありきたりすぎたということです。これにはFBを受けて初めて気づきました。確かに、パワハラ的要求や社内での派閥抗争などは誰でも聞いたことがある話です。結果として、新たな学びをえるケース紹介というよりは、今知っていることをなぞるだけのケース紹介になってしまいました。このFBは、「新規性のある事例を取り入れる」という新たな価値観を自分の仲に作ってくれました。
改善点の2つめは、自分だったらどうするかを述べられなかったことです。今回のケース紹介では、ただ事例を紹介するだけで、どうしたら不正を食い止められたか、自分だったらどういう行動をしたかといった、オリジナルな解決策を何も提示していませんでした。その結果、みんなだったらどうするかを考えてもらう機会を作ることができず、また「ふーん、そんなことあったんだ」で終わってしまう味のないケース紹介になってしまいました。「自分ならどうするか」と考えることが大切であると改めて感じました。
以上が今回のケース紹介の主な良かった点と改善点です。とくに「事例に新規性がなかった」というFBが心に残りました。今後は「事例の新規性」も意識してケースの紹介やその他のプレゼンを行っていきたいと思います。
2020年もゼミ活動頑張りましょう!今年もよろしくお願いします!