横浜国立大学 経営学部

【さえ】個人プレゼン振り返り

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

テーマ
「企業を一つ選び、ある社会問題を解決・改善する新規事業を提案せよ」

提案内容
「障害者作業所の低工賃」×「株式会社フルキャスト」
“challenge works” という、作業所と企業を仲介し、障がい者の働く機会を増やすサービス

《準備》
今回、プレゼン準備は以下のように行った

①社会問題を決める
②絡ませたい業界を決める
③(②と並行して)収益体系を考える
④企業を決める
⑤各方面のメリットを考える
⑥伝え方を考える


【良かった点】
・母から提案内容に関するFBをもらえたこと。
…「企業側」のメリットが不十分であることは最後まで指摘された。おかげで、自分では気づけなかった、提案の弱い部分を充分認識することが出来た。

・友人からFBをもらえたこと
…「もっとフルキャストのメリットを知りたい」というFBを受けて改善した結果、分りやすい構成にすることができた。自分では気づけない、不足した情報や客観的な視点をもらうことは、プレゼンをより良くする上で必要だと思った。本当にありがとう!


【難しかった点】
・収益体系を考えること。
…「これが上手くいかない→②に戻って考え直し」のループを何回も繰り返した。(本当は、自分が進みたいと思っているエンタメ系の企業にできることを考えたかった)

・各方面のメリットを考えること。
…今回だと、仕事を受注する「企業側」のメリットを考えきれなかった。
※メリットを考える際には、国の制度を片っ端から調べた。
※平成29年度までなら、障がい者作業所に仕事を受注する企業に対する免税制度を国が行っており、企業側のメリットも示しやすかったのだが、現在は行われておらず、とても悔しい思いをした

・伝え方を考えること。
…聴衆は企業の経営幹部である。相手が経営幹部として提案を聞けるようにするためには、どういった構成にするべきなのかを考えるのが難しかった。
 また、提案に説得力を持たせるために必要な情報を選択するのが難しかった。
※これに関しては、直前にちひろと練習して、客観的な意見をもらえたことで改善した。



《当日》
※ここからは、15期と先生から頂いたFBを元に振り返る

ー態度編ー
【良かった点】
・質問に対する応答が良かった
…要因として、事前に母や友人からもらったFBで、質問の予想ができたことがあると考える。また、問題の当事者意識に関しては、姉と育ったからこそ学ぶことが出来た私の財産かなと感じた。

・話し方が丁寧
…これは以外だった。ただ、今回は言葉に詰まることがないよう、スライドごとにこれを話す、というものをあらかじめまとめていたため、それが活きたのだと思う。


【改善点】
・早口だった
・語尾が不安定助詞が強くなりがち
→この2つの原因は練習不足。そして練習不足の原因は、いつも資料完成後に「じゃあ、どうやって話そっか」となっているからだと思った。次回はスライド作成と同時並行で話す内容も考えようと思った。

・助詞が強くなりがち
…あまり意識したことがなかったので、とてもありがたい指摘を受けた。今までの自分のしゃべりを聞いてみると、確かにそうだと感じたので、普段から意識してみようと思う。


ー構成編ー
今回、構成で1位をとることができた。とても嬉しい。
初めて部門上位3名のうちに入ることができ、自信がついた。

【良かった点】
・原因の掘り下げが出来ていた
…「なぜそうなるのか」を何回か繰り返して、問題の原因が相手に伝わるようにした。2019年度個人プレゼンのもものスライドを参考にしたのが大きかったと思う。

・授業の内容を深掘りできていた
…(実は、授業から深めていったのではないのです。むしろ、授業に物足りなさを覚えるほどに、この問題が身近にあり、深く語ることができたのです…)

・会社への利益の見込みが示されていた
…以前、あやのさんから頂いた「企業がこの程度の収益性で事業を始めるのか疑問に思った」というFBを意識できた。


【改善点】
・具体的な作業内容の例が欲しかった
…事業がイメージしやすいものとなるように、次からはそういった具体的な面にも意識を向けたいと思う。

・利益の流れがわかりにくかった
…事業の肝となる部分なので、図での説明の仕方にもっと工夫が必要だったなと反省。今回、みづきの図解が非常に良かったので、次回参考にしようと思う。

・企業側が業務を委託しようと思える取っかかりが欲しい
…その通りだと思った。企業側のメリットに関しては考えが足りなかった。

・工賃を上げることの先にある「障がい者雇用」という問題にも繋げられると良かった
…本質的なゴールへと繋げる構成は私にはないアイデアだったので、次回意識してみたいと思う


ーパワポ編ー
【良かった点】
・色使いが良かった
…使う色の数や組み合わせは意識していたので嬉しい

・シンプルだった
…1スライドの文字量は「パッと見て分る程度」と意識してみた


【改善点】
・図解をもう少し活用できるとよい
…説明を文章に頼った部分があった。みづきのスライドを見ながら、図解での説明をもっと意識したスライドが作れるよう頑張りたいと思う

・誤字が気になる
…確認不足だった。次回は参考文献だけでなく、誤字脱字もしっかりチェックしてから提出する

・イラスト屋嫌い
…ごめんなさい。ここに関しては手を抜いたと自覚しているので、次回はアイコン・図をしっかり使い、「企業のプレゼン」というのを意識していこうと思う。

・文字列の方向、位置が気になる
…「相手が見やすいように」という配慮が欠けているスライドも多かったと反省。文字の配置・図解に関しては、今回、ちひろと岩のスライドがとても良いと思ったので、それらを参考にしたいと思う




今回のテーマは、山岡ゼミに入って学びたかったことの一つに深く関わるもので、挑戦できて本当に良かったです。

そして、プレゼンの準備をする際、事前に客観的なFBをもらうことは本当に大事だと思いました。内容、伝え方に関して色々なことに気づけます。

特に「態度」と「パワポ」の改善点の指摘を沢山もらえたので、次回はそれを参考にさらにパワーアップしたプレゼンをお届けしたいと思います!!!

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