実践的なチームビルディング
山岡ゼミナールでは、経営組織論で学んだことをゼミという組織に応用し、チームビルディングを実践しています。
ビジョン
ゼミ生が考えた、今後自分たちの目指すべき理想像です。
輪読
山岡ゼミでは経営学の学術本を半年かけて理解を深めていく「輪読」というコンテンツがあります。
輪読では、まず、事前に該当の章を読んで要約し、知識をインプットします。そして、ゼミの当日には担当のファシリテーターがその章で紹介されていた知識やフレームワークの理解を深めるため、グループディスカッションやロールプレイングを準備し、全員で行います。さらに、その章で紹介されていた知識が実際の企業ではどのように使われているのかを「ケース紹介」という形でプレゼンテーションを行っています。
このように、輪読を行うことでその学術本で学んだことを机上論的に覚えるだけでなく、実践的に理解することができます。
また、担当のファシリテーターは他の誰よりも担当の章を理解し、全員の学びを深めるためにはどのようなコンテンツにしたら良いかを考えることで、議論のマネジメント力を鍛えることにもつながります。
ディベート
ディベートの目的は主に以下の二つのチカラを養うことです。
「情報を分析し論理的な主張をする力」
「相手の主張を理解し多角的視点から物事を考える力」
当日は2つのチームと客観的視点からジャッジする聴衆に別れて議論を行います。事前に自分たちの主張を補強する資料を準備して望む「通常ディベート」のほかに、当日にテーマを決めて即座に論理を組み立てて発表する「即興ディベート」など様々な種類があります。
個人プレゼン
山岡ゼミでは半期に一度自分の実力を試す場として個人プレゼンというコンテンツを設けています。
テーマに沿ったベストな提案を論理的に構成する力や資料作成能力、そして時間内にわかりやすく伝える力を養うことを目的に、評価シートを準備し、ゼミ生全員でフィードバックを行っています。先生からのフィードバックはもちろん、同期や先輩からもフィードバックが得られるので、様々な角度からの意見がもらえて、自分の強みと弱みを両方理解することができます。
例年、新ゼミ生には最初に「企業を一つ選び、課題を分析し、それを解決するプランを提案せよ」というテーマでプレゼンを行ってもらっています。
日々の活動
①気づき
ゼミ中のゼミ生の行動について、[成長・発見・感謝]の観点から気づいたことを互いに伝え合う活動です。全員が毎週数名への気づきを送り、受け取った人はその気づきに対する返信をします。
②ナレッジ共有
ゼミ内外で得た知識や学びを毎ゼミの始まりに共有する活動です。2018年6月から始まったもので、Gooleドライブには先輩たちのナレッジが数多く掲載されています。
③目標設定シート
学期初めにゼミを通してどんな人物になりたいのか、それを達成するためにどうするのかを考え、定性目標・定量目標をスプレッドシートに記入します。学期の中間・期末に振り返りを行い、ゼミ生全員からフィードバックをもらいます。
④就活記録シート
就活のスケジュールや受けた企業など就活に関する活動の全てを記録するスプレッドシートです。すでに卒業した8期〜17期までの記録が残されており、後輩の力強い味方になっています。また、就活に備えてゼミ生全員に他己分析をしてもらう取り組みもしています。
ゼミ合宿
山岡ゼミでは、春休み・夏休みに先生も参加しての合宿を行っています。
2年生を迎えて本格的なゼミ活動が始まるのは秋学期からですが、初回から円滑に活動を行うために9月下旬に2、3年生合同の夏合宿を実施しています。この夏合宿は、ゼミのコンテンツ紹介を兼ねたデモンストレーションやゼミで使用するアプリの使い方などの説明をメインコンテンツとして扱う反面、バーベキューや現地観光をしたり、体育館を借りてみんなでスポーツをしたりと楽しいコンテンツも用意されており、ゼミ活動について知るだけでなく先輩や同期と親睦を深めるといった目的もあるのです。ぜひ合宿で先輩と仲良くなりましょう♪
神奈川産学チャレンジプログラム
神奈川産学チャレンジプログラムとは、社団法人神奈川経済同友会と神奈川県内の大学の産学連携による学生の人材育成を目的とした「課題解決型研究プログラム」で毎年3年生が春学期に参加しています。
神奈川経済同友会の会員企業が日常の経営課題の中から実践的な研究テーマを提示し、大学が各テーマに参加する学生を募ります。そして、提出された研究成果に対して課題を設定した企業が審査を行い、優秀なレポートについては、企業・大学・学生の関係者による表彰式において表彰されます。
山岡ゼミでは神奈川産学チャレンジプログラムに参加し、学んだことを発表する場として捉えています。
企業訪問
山岡ゼミでは企業に足を運んで、会社での実務的な取り組みなどについて学ぶ企業訪問があります。
企業訪問をするにあたって、まずは事前にその企業の業績や経営方針などを調査します。そしてその調査結果を訪問前にゼミ生全体で共有し、あらかじめ訪問先の企業について情報をインプットしたうえで訪問し、実際の経営の現場を見学します。これも実践的な組織論の学習の一環ですね。
他ゼミ交流
2019年夏に今まで行っていなかった他大学との他ゼミ交流を行いました。
一緒に組織論について学びを深めたのは立教大学経営学部の石川ゼミのみなさん!同じ組織論を専攻しているゼミでもいろんな考え方や違いがあるのだと他ゼミ交流ならではの学びがあり、とても有意義な時間になりました。
ゼミ総会
ゼミ総会とは、1年に一度山岡ゼミの卒業生と現役生が一同に集まる会です。
再会を懐かしむだけでなく、相互交流や期を超えたつながりが生まれる場所です!
管理の気づき
山岡ゼミには委員会というものがあり、ゼミ生全員が運営・管理・渉外委員のどれかに所属しゼミを円滑に進めるため、様々な活動を行っています。
「運営委員会」は主にゼミ活動の円滑な運営を、「管理委員会」は主にタスク管理やゼミ外生への情報発信を、そして「渉外委員会」は合宿や企業訪問などの特別活動を担っています。その中で、管理委員会ではゼミ外生への情報発信の一環として「管理の気づき」というブログを毎ゼミ後に更新しています。日々のゼミ活動に興味がある方はぜひ一度のぞいてみてください👀