横浜国立大学 経営学部

【かいと、さえ、のんちゃん】第6章ファシリ振り返り

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

皆さんこんにちは、17期のかいとです。書くのが遅くなってしまいました。

先日行われた輪読第6章では「ビジョンを周知徹底する」というテーマのもと、討議形式のファシリを行いました。

まずはテーマについてお話ししましょう。皆さんは「ビジョンを周知徹底させてください。」と指示されたら、どうするべきだと思いますか?聞く人が理解しやすいビジョンを作ったり、積極的にビジョンを共有したり、ビジョンに沿った行動を取ることが大切になるなど様々な考え方ができるのではないでしょうか?輪読本では組織変革にあたってビジョンの周知徹底の重要性を説いていますが、ここで得られる教訓は僕らが日常生活でも使えるものです。改めて先ほどの考え方を自分の所属する組織(仕事場でも部活でもゼミでも)に当てはめてみてください。掲げられた共通の目標が、皆の中に伝わっていればいるほど、組織としての結束力も高いはずです。逆にビジョンの存在自体知らないケースもあると思います。そういう時は全員で掲げるべきだとされる目標を定めることをおすすめします。

さあ、続いては討議形式のファシリについてご説明しましょう。普段は「輪読章の振り返り」→「グループディスカッション」→「事例紹介」→「まとめ」の流れを90分で行い、そのうちの多くをグループディスカッションに割くのですが、今回はグループディスカッション以降の流れを「討議」、わかりやすくいえばファシリが聴衆に質問や意見を聞きながら進行するパターンで行いました。

今回のこの取り組みを通じて強く感じたことは「事前の準備量が大きくなる」です。グループディスカッションでは条件さえ設定してしまえばあとは成り行きが崩れないようにメンバーをサポートする程度でいいのですが、討議形式ではファシリ側が聴衆側に話す量が増えることもあり、「どのような進行をしよう」「この質問をしたら僕たちの狙い通りの解答をしてもらえるかな?」「これって今回のテーマ内容に沿った話をしているよね?」などなど考えることがいつも以上に困難になりました。教訓としてはこの形式を取るのであれば、メンバー間であらかじめ共有したイメージを持った状態でスタートすべきだと思います。「先生の講義みたくやってみたい!」という好奇心のもと行うのはあまりおすすめできないという感想です。

長くなってしまいました。これにて今回のブログを終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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