横浜国立大学 経営学部

【はるか】第5回輪読ファシリ振り返り 第3章1章~2章

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

こんにちは!18期のはるかです~!

今回は、輪読本第3章1~2節の「組織における意思決定に対する”集団・組織特性の影響”についてファシリの振り返りを行います。

 

今回のファシリのテーマについて

今回の輪読本では、「集団化の影響」(人が集まる、とはどういうことなのか?)について書かれていました。そして、ファシリでは集団の特徴のうちの1つ「相互作用とコミュニケーション」について重点的に取り組みました。

「相互作用とコミュニケーション」の説明には、「必要に応じてよりふさわしいメディアを選択することがコミュニケーションを円滑に行う糸口である。ふさわしいメディアを選ぶためには”メディアリッチネス”という概念が重要である。」という風に書かれていました。

しかし、メディアリッチネスの高いメディア(輪読本の中では言語と対面の組み合わせが最もリッチネスが高いと書かれていた)が全ての意思決定において有益なツールとなるのか?という疑問が私の中で生じました。例えば、「言いにくいことを伝える」ときや「多数決を行って決める日程調整」の場合、必ずしも対面と言語の組み合わせが必要だという風には思いませんでした。

 

そこで、今回のGDの目標を「メディアを使った他者との関わり方について上手くいくヒントを見つける」とし、GDに取り組んでもらいました!

 

当日の進め方と伝えたかったこと

当日のGDでは、GD①とGD②で、使用するメディアを変えて意思決定を行ってもらいました。


GD①:LINEで実施

「あなたは医療チームの医師です。患者が「治療がつらいので、治療をやめたい。(=治療をやめると死んでしまうことを伝えている)」と言っている。患者の自己決定を尊重すべきか延命治療を続けるべきか。」

GD②:対面と紙の議事録で実施

「あなたは上司の立場です。部下が相談をしてきました。「この仕事が合わないので、コンサル業界に転職したい。」と言っています。しかし、上司の私から見ると彼の仕事能力は、コンサルには向いていないと考えられます。彼の転職を応援するか転職を止めるか否か。」

GD③

D1とGD2では、異なるメディアを使って話し合いをしてもらいました。

集団の意思決定の中で、メディアを上手く活用するにはどのようなことが必要でしょうか?


GD①とGD②は、本質的には同じ構造のテーマでGDを行ってもらいました。

テーマの条件は同じにして、メディアによる話し合いの違いを出すことを目標としました。今回は、いつもの対面議論×グーグルドキュメントに議事録という形を取らずにみんなに議論してもらいましたが、みんな楽しそうに取り組んでくれて嬉しかったです!(「LINEグループ出来てるけどなんでだろうー?」「この紙なんだろう!」みたいなみんなからの発言嬉しかったです)

 

みんなからのフィードバック

Good

  • スライドがきれいで見やすい。一枚のスライドに入れる量がちょうどいい
  • 輪読本の中身で分かりにくいところは自分で調べたりして、伝えようとしてくれているところが良かった
  • 今までと違うGDのやり方で、メディアに対する理解が深まった

More

  • スライドの文字間違い、図形のズレ
  • まとめが少し早くて、頭の中で理解するのに追いつかないときがあった
  • GDテーマが難しかった。

 

やっぱり、スライドを褒められるのはとっても嬉しいです!加えて、今回は発表態度に対する良いコメントもたくさんもらえました!

ただ、中身のところで「まとめが早かった」とか「GDテーマが難しい」などは自分の調整ミスの部分もあるなあと思い、次回以降はもっと練ってやりたいなと思います。

 

振り返り

思っていた以上に、LINEと対面ではメディア特徴が違っていて、みんなの取り組み方や雰囲気も変わるというのが、驚きでした。そして、日常的にメディアをどう使うのかもう一度考え直すきっかけになれれたなら、良いファシリができたと思うな~。

 

今回のファシリはどう進めるか悩んで何個もGD案を出したけど、そのたびにくまちゃんが相談に乗ってくれたのが本当に頼りになりましたT_T(私のファシリの準備室のフォルダ見てもらったらありえないほど考え直しているのが見えます笑) 多分、ファシリ経験者がケース紹介のペアなのは、私が初めての人だったと思うからラッキーだったなーと思いました!

 

当日は一人のファシリだったけど、みんなが協力してくれて安心してファシリに取り組むことが出来ました☆

次回のおおぞらのファシリも、事後課題なんか変わってたし楽しみだー!

来週も頑張りましょう!

 

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