横浜国立大学 経営学部

【ファシリのブログ】輪読第2回 第3章 フレーミングの力

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

こんにちは!今回のファシリを担当した19期のありさとひなこです!
今回は輪読2回目でした。ここからそれぞれ今回の輪読について振り返っていきます。

【ひなこ】
今回ファシリを進める中で最も大きな課題となったのは、取り扱うことを決めたフレーミングをどのようにGDに落とし込むか、ということでした。最初はお互いにフレーミングへのイメージが抽象的になってしまい、教科書の内容と少しずれてしまうGDとなってしまいました。しかし、先生にアドバイスをいただき、フレーミングへの理解を深めたことで、今回行なったスピーチを取り入れたGDを思いつくことができました。話し合う中で、教科書で失敗した例として挙げられていたフレーミングの要素を取り入れたスピーチを聞いてもらう→感じたことをグループでディスカッションしてもらい、フレーミングを意識してより良いスピーチを考えてもらう、という今までにない形のGDに意見がまとまりました。
そのような中でみんなの理解をより深められるようにこだわった点が2つあります。1つ目は、教科書振り返りで病院の具体的な事例を説明してから一般化してフレーミングの特徴をまとめたことです。これによって、GDで企業について考えるときにイメージを持ってもらいやすくしたいと考えました。2つ目は、GDでスピーチを考えてもらい発表してもらったあとに、もう一度グループで他のチームを聞いての感想を話し合う時間を設けたことです。ただ発表するだけにはせずに、自分たちのグループの反省や他のグループの良かったところなどを話してもらうことで、よりフレーミングの考え方を身に着けられるように工夫しました。
ありさと協力して、今できるベストを尽くせたファシリにできたと思います。ありがとうございました!

【ありさ】
今回は19期である私たちにとって最後のファシリでした。私は3回目のファシリだったため、そこまで苦労しないだろうと思っていましたがこれまでのファシリと同様すごく苦労しました…ファシリではグループディスカッション(GD)やロールプレイング(ロープレ)を通して教科書の内容を実践的な学びにつなげることを目指していますが、今回の内容ではこのGDやロープレへの落とし込みに苦労しました。
最初は、概念から具体的な行動にまで学びを深めるためにロープレを行いたいと考えていましたが、全員がリーダー役をするわけにはいかず、学びの機会が不平等になる恐れから断念しました。一方で普通のGDでは具体的な行動まで話し合えるのか、話し合ってもみんなの頭に残らないのではないかという懸念点もありました。先生にアドバイスをいただきながら、ひなこと2人で話し合ってGDをベースに発表だけロープレに近い形にすることにしました。なるべくみんなの学ぶ機会が平等になり、かつ実践的な学びにするための案でしたが複雑になりすぎていないか、短時間のGDに詰め込みすぎていないかという不安もありました。
本番も伝わっているかな、とかGDの時間は十分かな、とかそわそわしていましたが、「新しい形のファシリでよかった」と言ってもらえてとてもうれしかったです。みんなの学びになっているといいなと思います!

なかなか案がまとまらずバタバタしたところもありましたが楽しいファシリでした!最後までお付き合いいただきありがとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です