こんにちは!人生初ファシリが無事終了いたしました。正直、難しかったとはいえ、準備も本番もわくわくしっぱなしでした!今までのどのコンテンツよりも楽しかったと言えます。オンラインという特殊な環境下で、今までとはまた違う方向性のディスカッションとなりましたが、いかがだったでしょうか…!ひとまず、今回のディスカッションについて簡単にご説明します。
【今回の概要】
第2章テーマ:「チームで差別化する時代が来た」
GDの目的:「創発チーム」のマネジメントの難しさを実感する
キーワード:「多様性」
議題:①山岡ゼミ15期は「多様性のあるチーム」であるか。②山岡ゼミに「のび太」という異質なキャラクターが入ったとき、どのようなマネジメントが必要か
このようなディスカッションを行いました。それでは皆さんからの評価をもとに振り返っていきます。
【よかった点】
◆ファシリテーター力
・マイクオンで全員参加型のディスカッションを実践できていた
・発表に対する相槌、追い質問で議論が深められていた
・「他の組織と比較して多様性があるか」という追い質問で思考が深まった
・発表内容をドキュメントにまとめ直し共有したことで、理解が深まった
・議論1のまとめにより、のび太の「異質性」を共有して議論2に移行できた
・それぞれの議論の目的を周知できていた
◆内容
・「のび太」というイメージしやすく親しみやすいキャラクターを用いていた
・論点を絞ることで深く考えを引き出せていた
・最後に感想を求めていたのがよかった
・意図通り、多様性のあるチームのマネジメントの難しさを実感した
・「必要な多様性とはどのレベル?」という問いかけなど、まとめがしっくりきた
・まとめで企業例を用いて説得力をもたせていた
・楽しくて考えさせられるGDだった
・多様性のあらゆる面に気づかせ、新しい発見を促すGDだった
◆態度、スライド
・スライドのデザイン(ドラえもん風で)がよい
・等身大(笑)で柔らかく明るい雰囲気が議論内容に適していた
【改善点】
◆ファシリテーターの能力
・グループの発表時間を指定すべきだった
・ワードとパワポを移動する時間がもったいなかったため、メモ用スライドを用意してもよかった
・議論2で議論1で話し合ったことを使うのに、違うドキュメントなのはやりにくかった
・急に感想を求められ、「?」となった
◆内容
・議論1を省略し、最後に「必要な多様性のレベル」について議論させるなど、もっと内容を絞ってもよかった
・議論1「求められるチームマネジメント」での議論が輪読本にとらわれすぎていたため、もっと自由に議論させてもよかった
・議論2「求められるチームマネジメントを意識して」、という部分について全体議論の際に言及させるよう促したほうがよかった
・議論2のび太の設定の項目が多すぎた
・議論2の聞き方が「何が起こり、どう対処するか」という表現だったため、のび太を活かすという方向に行きにくかった
・「組織文化への共感」を肝にするなら、たった2週間のディベートチームではなく、長スパンの場面設定の方が適していた
・「のび太の共感を得る」という結論に引っ張る工夫があるとよかった
・採用のない集団について議論してもよかった
・のび太が実際に行動できるのかという問いまで深堀できるとよかった
・のび太一人だけでなく、価値観の違う人を複数人入れたケースに応用してもよかった
・「除ゼミ」という選択肢があっても面白かった
【感想】
今回一番よかったのは、目的であった創発チームのマネジメントの難しさを実感してもらうことや、キーワードの「多様性」について考えさせる、というゴールを概ね達成できたことかなと思います。そしてみんなに「楽しく議論できた」「考えさせられた」という言葉をもらえたことが何よりうれしかったです。
そして、今期のオンラインという特殊な環境下の初回ファシリということで、「オンラインでもこんなことができる」というヒントになっていればなと思います。
反省として、ちょっと誘導しすぎたかなという感じもあります。気づかぬ間に言葉尻に誘導があったり、意見を狭めてしまう雰囲気がありました。これはこれでいいのかな、とも思いますが、もっと活発に自由に議論させる、気づきを与えるより生み出してもらう、というファシリをしたいなと思いました。
こんな初ファシリでしたが、みんなに新しい問いかけをする、気づかせる方法を考える、という作業にとてもやりごたえを感じたので、オフラインに戻ったら、ストーリーケースも使った深いファシリができるようになりたいなと思います!また早くやりたいです!お疲れさまでした!