こんにちは。15期のともきです。
第7章は、トンプソンのテクノロジーやテクニカルコアを扱いました。
それでは早速振り返っていきましょう。
◯GOOD
・ともき、みづきでうまく役割分担し、チームワークよく進行ができたいた。
・難しい章だからこそ、内容の理解に重きを置くというやり方がよかった。実際に自分の理解が深まった。
→自分たちの意図したことであったので、よかったです!
・納得感のあるメッセージ、結論だった。
・ケースの設定がおもしろく、取り組むのが楽しかった!
→内容が少し難しいからこそ、課題も楽しんでほしいとみづきと話していたので嬉しかったです!ありがとう!
◯MORE
・理論に当てはめて考える必要性がなかったのではないか。
→今回は理論内容を具体例と紐づけて理解を深めて欲しいという思いから、論理に当てはまっているかを重視して回答してもらいました。より充実したGDは論理を正しく理解することから始まると考えたからです。人によって解釈がバラバラだと理論を前提にした議論は噛み合わないでしょうし、正しい理論の理解なしに深みのある実践は難しいと考えます。
また、理論をただしく理解して欲しいのと同時に、自分たちの考えも提示したいとの思いもありました。両方を取ろうとしたのは欲張りすぎたかもしれません。そのことでGD内容がどっちつかずになってしまった点は否めないなと思います。
・結論自体は良かったが、つながりが唐突であった。
→直前にGD内容を修正したことや、今回は輪読本の理解に焦点をあてたことで、自分たちの疑問に対して十分に考えてもらう時間を作れなかったことが要因の1つだと思います(実際そのようなFBもいただきました)。輪読本の理解を深めながら同時に自分たちの疑問に対して考えてもらうこともできたのではないかと思うので、もっと問の投げ方や問と問いのつなげ方を工夫したいと思いました。
今回は初めてペアでのGDを行いましたが、2人であったことで、少し抽象的で理解しづらい7章を議論し合いながら噛み砕き、GDを行うことができました。そして、今回のGDの構成はペアでの準備活動中にヒントを得ました。輪読本の内容について疑問点をあげながら互いの見解を述べ合い、「これってまさに輪読だよね!輪読本のわからないところに関して自分の考えをわからないなりに考え、発言したり、他者の考えを聞いたりすることで理解をクリアにしていく。そういうGDがあってもいいよね!」との考えから今回のGDに発展しました。最近の山岡ゼミのGDでは輪読本の一定の理解を前提に、ファシリテーターが疑問を投げかけ、参加者にモヤモヤ感を残し、考え続けてもらうのが一種のテンプレートになっている気がします。実際僕たちもみんなの事前課題に目を通すまで、そうしたファシリテーションをしようとしていました。しかしながら、事前課題で見えてきたみんなの理解度を踏まえ(もちろん事前課題の出し方も改善できた点はあるのですが)、みづきと相談し、直前になって輪読本の理解をさらに重視して内容を作り替えることにしました。
実際にやってみて、ファシリにおいて、「輪読本の理解」を重視することの難しさを感じました。輪読本を正しく理解してもらうことを主軸とするならば、講義形式みたいな方が望ましく、GDとして行うのは難しいなと思いました。
そしてやっぱり50分のGDは難しい!短い!本来ならみんなに発言の機会を設けて、自分なりの理解を示して欲しかったし、ファシリテーターの僕たちだけでなく、参加者同士でツッコ込みあってほしかったし、輪読本の理論全てを網羅したかったです。時間が短いが故にもっともっとやりたいことを絞ったり、構成を工夫する必要があると考えさせられました。ただ、今までとは少し違ったファシリテーションのやり方を示すことができたのは良かったと思います。
以上長くなりましたが、以上で7章の振り返り終わりです!最後までお読みいただいありがとうございました。