横浜国立大学 経営学部

【ファシリのブログ】輪読第3回 第5章 動機づけ:コンセプトから応用へ

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

こんにちは!19期のななさです。輪読第3回のファシリは、ななさとようせいが務めました。今回輪読で扱った第5章は、前回のふみかとひなこが担当してくれた第4章との結びつきが強い章だったので、2人からバトンを受け継ぐ形でファシリをすすめていきました。

 

教科書振り返りでは、第5章が「理論→実践への落とし込み」だということに重点を置いて説明を進めていきました。冒頭部分で前章とのつながりを明らかにすることで、より内容を落とし込みやすくできたんじゃないかな、と思います。教科書では様々な動機づけのための方法が書かれていましたが、それが何の理論を受けて編み出された方法なのか、その方法をとった結果動機づけは成功したのか、といったことに注目しながらひとつひとつ丁寧に説明していくことを心掛けました。

今回のGDでは、「理論を実践に落とし込む」ことのイメージをより具体的なものにしていくために、比較的なじみのありそうなテレワークに焦点を当てて考えていきました。私たちが設定したゴールは、「テレワークの持つメリット・デメリットをそれぞれ考えたうえで、勤務形態としてテレワークが正解か否かを自分自身で考える」というものだったため、それに沿ってGDを構築しました。

最初はGD①でオンデマンド授業のメリット・デメリットを話し合ってもらい、その結果を踏まえたうえでGD②でテレワークのメリット・デメリットについて考えてもらおう、と考えていたのですが、先生とのMTGで「オンデマンド授業とテレワークでは趣旨が違ってきてしまうのではないか?」というご指摘をいただきました。その際に、合わせて「成功している企業にはどのような特徴があるか?」ということについてGDの中で触れてみては、とご提案いただいたので、それを軸に練り直し、最終的にGD①を「どのような職場・企業なら働きやすいと感じるか?」に設定することにしました。GD②では当初の予定通り、「テレワークのメリット・デメリットとその解決策」を設定しましたが、その際にGD①で出た働きやすいと感じる職場・企業の条件を参考にしてもらうことで、より話し合いを深められるのではないか、と想定していました。

今回のGDは3グループではなく2グループ編成で行いましたが、その理由は主に2つあります。一つ目は、単純にGD②がかなり重めの内容だったため人数が多いほうがやりやすいだろうと考えたため、そして二つ目は試験的に2グループでやってみることでこれからやるファシリの人の選択肢を増やすためです。結果的に1つのグループに1人のファシリがつけたため、各グループをしっかりサポートできたかな、と思います。

反省点としては、GD①と②のつながりが初見では見えづらかったこと、GD①の時間設定がかなりシビアになってしまったことがあげられます。前2回のファシリでも事前課題についてのFBがあがっていたので、回数を重ねていくごとにみんなで上手な事前課題の使い方を模索していけたらもっといいファシリが出来るようになるんじゃないかな、と思います。今回の輪読はチャレンジ要素を多く盛り込んだファシリでしたが、かなりいい感じに手ごたえを感じられました。次回以降のファシリも楽しみにしてます!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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