横浜国立大学 経営学部

【けんせい】個人プレゼン振り返り

山岡ゼミナール - 横浜国立大学 経営学部

こんにちは!17期のけんせいです!

今回は17期個人プレゼンの振り返りを行います!

 

まずは、個人プレゼンを終えての正直な感想から。

いや、思っていた100倍緊張するしプレゼンって難しすぎる!!

 

夏休み期間中からプレゼンの準備をするようにと、メンターの先輩にも管弦楽団でもよく話す威吹さんにも言われていましたが、準備を本格的に始めたのは資料提出まで1週間を切ってからでした。。。

夏休み期間中のマインドとしては、「企業さえ決まれば2日で資料くらいできるでしょ!」「発表は2週目だから練習は資料提出してからでいけるでしょ!」「ほかにサークルのこととかやること大量だしそっち片づけてから集中してやろう!」といった感じでした。

そして残り3週間切ったころ、同じメンターのほなみんが、プレゼン資料をメンターのスラックに投稿し先輩方に添削を依頼していました。その時点で進捗0の私は、投稿されたプレゼン資料をざっと眺め、見て見ぬふりをしました。今から考えると、遅くともこの時点で現実を受け止めて本格的に準備を始めるべきでした。

やがて流れるように時間は過ぎて行き、残り1週間になりました。企業も定まらず、ただ気持ちだけ焦っている状況でした。

もともとは、自分の興味がある音楽関係の企業を選ぼうかと考えていましたが、ECCでフランス語の講師をしている母親の愚痴を聞いていて、「ECCやりやすそうかも。。。??」とふと思い立ち、音楽と全く何の関係もない企業を選ぶこととなりました。

自分の興味が浅いものを選んでしまったこともあり、なかなか構想が決まりませんでした。そうこうしているうちに、ついに夏休み最終日の月曜日がやってきてしまいました。もうここまで来たら構想がどうとか言っている場合ではありません。とりあえず先輩方の過去の資料を参考にパワポの背景やテーマを考えて、とりあえずパワポを作り始めることにしました。さすがに前日の夕方までには完成させてメンターの先輩に一度目を通していただかないといけないと思い、月曜日、火曜日は最小限の睡眠時間でパソコンに向かっていました。

 

発表前まで私自身には反省すべきところしかありませんが、反省点として挙げるならば、大きく3つ。

  • No more 現実逃避
  • 準備で差をつけろ。
  • 好きなことで、書いていく。

多少有名であろうキャッチコピーをもじって自分への戒めとしていきたいと思います。

 

では、ここからは、プレゼン後に頂いたフィードバックを見ていきましょう。

皆さんに本当にたくさん今後の糧になることを書いていただきました。山岡先生、ゼミ生の皆さん、本当にありがとうございます。

 

まずは【態度】について。

 

<良かった点>

・ゆっくり、丁寧にしゃべっていて聞き取りやすかった

・声のトーンがちょうど良かった

・問いかけがあって良かった

・「先ほど」などとプレゼン全体を意識しできていた

・落ち着いて話せている印象だった

・言葉選びも適切でわかりやすかった

 

<改善点>

・原稿を読んでいるからこそのつまりが目立ったような気がした

・話している時の目線が気になった

・若干単調な気もしたので、抑揚がつけられとよかった

・言いなおしやつまりが多いので、スラスラ言えるようになるまで練習したほうがいい

・少し声のトーンをあげたほうが良い

・身振り、手振りが少なかった

・少し堅苦しさや覇気の無さを感じた

・プレゼンの練習回数を増やすべき

 

滑舌が悪いので、ゆっくりはっきり話すことは意識的にやっていて、評価もしていただけたのはよかったかなと思います。しかし、最も反省すべきなのは、練習不足がもろに現れてしまったことです。「言い直し」「原稿を読んでいる」「身振り、手振り」などの指摘はどれもごもっともだと痛感しています。次からは練習時間をしっかり確保してこのような指摘を二度と受けることのないようにしたいと強く思っています。

 

次に、【構成】について。

 

<良かった点>

・企業理念が要約されていて分かりやすかった

・課題分析は端的かつ必要データもあったので、分かりやすかった

・あえて対面講義を活かしたいという考え方への意外性がよかった

・ターゲット層を考えるときにECC独自のポジションに基づき丁寧に細かく絞り込めていた

・ターゲットを広げていく視点に立っていたのが個人的には面白かった

・SWOTの強みの部分でとくに客観的なデータを持ってきて、示していた

・社会的な問題に関係するトピックを持ってきていて面白いと思った

・利用者のメリットにしっかり触れられていた

 

<改善点>

・ECC学童スクールに目を付けた理由についてもう少し知りたかった

・(ほかの事業との比較を含め)ソリューションの部分においては、現実的に需要があるのかなど、もう少し数値的なデータが欲しかった

・文字量が多く、話が入ってこないところが多かった

・企業目線と顧客目線からもっと詳しく分析できたら説得力や具体性が増すと思う

・なぜ近年、業績不振に陥っているのか?一時的課題か構造的課題か?そして、今回の提案プランは、その要因を克服できているか?

・オンラインではなく対面式ならではの高付加価値の具体的な中身とは何か?

・バイリンガルの認知能力の議論と、高齢者の認知症予防の話は、少し次元が異なる話である気がした

・市場の拡大と需要の拡大を混同している気がした

・学童は小学生、未就学児は保育園と、同じ「預かる」でもそこには大きな差があるのかなと感じた

・登場人物が多くなると視点が増えて聞く人の立場も様々になるから、様々な視点でそれぞれを丁寧に考えられる力がつけば説得力のあるプレゼンになると思う

・定量データの少なさ、具体性の低さのために、課題と施策の解像度が低かった

・企業にはたくさんのステークホルダーがいるので常に3Cを意識して俯瞰するべき

・現状分析でマイナス(売上減少)、プラス(満足度1位)、マイナス(オンラインの競合)の情報がでてきたけれど、ジグザグよりはマイナス、マイナス、プラスかプラス、マイナス、マイナスのほうが聴衆として情報を整理しやすくなる

・理想と現実のギャップを埋める形で施策があるのが一番大切

 

この「構成」の項目では、特に、自分の課題をたくさん指摘していただいて、成長する材料をたくさんもらえたなという感覚です。プレゼン内容に具体性が欠けていることは、資料作成の時から自分でも感じていたことではありました。でも、どのように具体性を持たせるのがいいのかが難しい部分もあったので、次回以降、このフィードバックを参考にしてより具体性や説得力の高いプレゼンができるようにしていきたいと思いました!

 

最後に、【パワポ】について。

 

<良かった点>

・企業のマークの色を活かし、色使いに統一感があって見やすくバランスの良いスライドだった

・強めるところに効果的にカラーが使われていて分かりやすかった

・適切に数字とかも交えながらまとめられていて、伝えたいことが伝わる内容だった

・図が大きく分かりやすかった

・図表や矢印をつかって視覚的に説明ができていた

 

<改善点>

・スライド番号がないのが気になった

・少し写真と文字が雑多になっているスライドがあった

・色の統一感がなくてぱっとしなかったので、全体を通して色は3.4色に抑えるべき

・グラフはそのまま乗っけるのではなく、自分でデータを打ち直してから載せる方がよい

・余白が多いのでスライド1枚当たりの情報量が平均して同じになるようにするとよい

・文字サイズとかでもメリハリつけられるとよい

・参考文献は真ん中揃えがおすすめ。

・角が丸い四角形と角が四角い四角形が混在していたから、どっちかに絞ったらより統一感が増して見やすかった

・文字をもっと大きくすべき

 

パワポに関しては、ほとんど自分で作成した経験がなかったので、先輩方の過去の資料を見様見真似で作っていました。強調については、自分なりになるべくわかりやすいように心がけていて、ある程度評価もしていただけたのでよかったかなと思います。

スライド番号がないことに指摘を多くいただきましたが、スライド番号をつけるという概念がそもそも自分の中になかったので、そこは今後注意していきたいと思いました。

その他にも、色使いのことや情報量のことも指摘をいただいたので、自分なりに試行錯誤しながらより伝わりやすいパワポが作れるようになっていきたいと思います。

 

最後に、ここまで読んでくださった方、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

たくさんの能力高い先輩や同期に囲まれて、自分もどんどん成長していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!

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